チュートリアルの徳井義実が、10月14日放送の「今夜くらべてみました 秋の2時間スペシャル」(日本テレビ系)にて、約1年ぶりにレギュラー番組に復帰した。
徳井は2019年10月23日、2016年から2018年の3年分、法人所得の約1億1800万円が無申告であると指摘された。申告しなかった理由には、税理士から申告するよう連絡を受けたが、ルーズな性格で伸ばし伸ばしになって、来年まとめて払おうという考えだったと釈明した。
しかしその後、09年に法人を設立し、2018年まで一度も期限内に申告していなかったことが発覚。10月26日付で芸能活動自粛を発表した。
番組冒頭、謝罪の言葉を口にし、続いて「今後は納税に関すること、その他いろんな手続き、しっかりとやるべきことをやって、国民の義務を果たしていこうと思っております」と誓い、「今日からこの番組、改めてゼロからの気持ちで参加させていただきます」と番組に復帰することを報告した。
この復帰に視聴者は「うっかりじゃなく計画的な脱税で復帰できるんだから芸能界は甘いね」「収入があるにもかかわらず納めてなかったのは腹立つし、簡単に復帰できてるのがいちばんむかつく」「徳井をテレビで観たい人は見ればいいが、居ないことに違和感も必要性も感じなかった」など、世間の徳井に対する怒りは収まっていないようだ。
「コロナ禍の中、きちんと納税してきた人たちでも店を失ったり、失業したりする人も出ています。そんなご時世に、長年にわたって納税しなかった徳井がしれっと復帰することに納得がいかない人が多いのもわかりますね」(芸能ジャーナリスト)
復帰するタイミングとしては、時期尚早だったかもしれない。