婚活にスケジュール帳を利用するときは、まずはどんな老後を迎えたいかを考えてください。えっ、老後……?と思う方もいるかもしれません。でもこれ、とても大事なんです。どんな老後を迎えたいかによって、それまでをどう過ごしたいかがみえてくるからです。
老後のビジョンがみえてきたら、次に10年後の自分、5年後の自分、1年後の自分を想像しながらスケジュール帳に書き込みましょう。それをもとに、今度は半年後、3ヵ月後、1ヵ月後というように目標を決めていきます。すると、自然に今週やること、今日やること、今やることがみえてきます。
例えば、あなたの1年後の目標が“理想の彼氏との結婚”だとしましょう。それならば、「半年後には彼からプロポーズ」とか、「3ヵ月後には彼とラブラブ」、「1ヵ月後には彼と出会う」など、より細かな予定を立てやすくなります。そして、「友だちから男友だちを紹介してもらう」「●●社主催の婚活パーティーに参加」など、具体的なことも書いておきましょう。
もちろん、予定は予定。書き込んだ通りに物事が運ばないことはいくらでもあります。しかし、だからといってまったく予定を立てないとどうなるでしょう? おそらく、いつまでも婚活ができません。
「友だちに男友だちを紹介してなんて言いにくいのよね」「ZOOM婚活に興味があるけれど、今月は仕事が忙しくて無理だわ」など、何かと理由をつけて婚活の面倒さから逃げたくなるでしょう。
本当に婚活したくない人が婚活しないだけなら、それで何も問題はありません。問題は、「本当は婚活して結婚して出産もしたい」と思いながらも、その行動が面倒で逃げたくなるタイプの人の場合です。このタイプの人こそ、ぜひともスケジュール帳を活用して、日々の予定を考えながら、新しい出会いをゲットしていって欲しいのです。
この世の中、いちばんとりかえしのつかないことが“時間”です。「あのときもっと婚活しておけばよかった」「何もしないまま35歳を過ぎたら、出会う男性はみんな既婚者ばかりになっていた」なんてことにならないよう、今すぐ婚活にスケジュール帳を活用してみてくださいね。
(恋愛カウンセラー・安藤房子)