「エール」“やさぐれ”山崎育三郎に既視感アリ!「あのドラマが思い浮かぶ」

 昭和歌謡史に燦然と輝く古関裕而と妻・金子をモデルにした窪田正孝主演の朝ドラ「エール」(NHK)。物語もいよいよ終盤に差し掛かり、戦後曲が書けなくなっていた裕一(窪田正孝)も「長崎の鐘」を書き上げて音楽への情熱を取り戻し、今度はいよいよ「全国高等学校野球選手権大会」の曲作りに取り組むといった展開を見せている。

 そんな中、かつて“福島三羽ガラス”と呼ばれ、裕一、鉄男(中村蒼)と共に音楽活動をしていた歌手・久志(山崎育三郎)は、まだ戦争の傷跡から立ち直ることができず自暴自棄の生活を送っていた。

「10月28日の第98話では、裕一が久志に『栄冠は君に輝く』を歌って欲しいと彼の元へ。しかし目にしたのは、荒れ果てた住まいに暮らし、髪はボサボサ、無精髭を生やし、すっかり変わり果てた久志の姿。友を救いたい気持ちを込めて必死で『君に歌って欲しい歌がある』と訴える裕一ですが、『もうさ、関わって来ないでくんねぇかな』と突き返されてしまいます」(エンタメ誌ライター)

 戦前、地元名士の息子でお坊ちゃんだった、かつての久志の面影はそこにはない。山崎演じる久志のうらぶれた姿に、ある人物と重ね合わせる人が少なくないようだ。

「視聴者からは『無精髭で飲む打つしてると助六が思い浮かぶ』『久志…なんか既視感あると思ったら助六さんか。笑』と度々“助六”という名前が書き込まれています。助六は山崎が2年前に出演したドラマ『昭和元禄落語心中』(NHK)で演じた有楽亭助六のこと。久志の荒れ果てた姿が、この役を彷彿させるというわけです」(前出・エンタメ誌ライター)

「昭和元禄落語心中」は岡田将生主演で昭和の落語界が舞台。山崎はここで“20年前に活躍した落語家”助六を演じているのだが、本人曰く“男らしくて、男臭くて、がさつだけれども心根は優しい”キャラクター。放送中高い人気を誇り、助六が死んだ後には“助六ロス”現象も起きたほど。今回の「エール」の放送を見て「久志くん見てたら助六が見たくなって落語心中のDVD見た」という声も上がっている。

 思わぬ展開から「昭和元禄落語心中」がクローズアップされた「エール」10月最終週。やはり“ミュージカル界のプリンス”には、「栄冠は君に輝く」を堂々と歌う姿の方が似合う!?

(窪田史朗)

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