10月24日に放送されたバラエティ番組「胸いっぱいサミット!」(関西テレビ)で出演者のデヴィ夫人が「不妊になるのは堕胎が原因です」と持論を述べたことに、世間から批判の声が上がっていた。
それを受けデヴィ夫人は10月27日に自身のツイッターを更新。「私の知る限り不妊の多くは堕胎の経験者」「結婚後、昔お付き合いしていた人の子を医者や夫に中絶したと正直に言える女性は皆無でしょう。結果、医者は原因不明の不妊症に悩むことになる」と発信し、炎上騒ぎとなっていた。
しかし、翌28日には自身のブログで今回の発言に至った経緯を説明したうえで「私の発言によって、不妊治療に当たっている方々、中絶せざるをえなかった方々等を心ならずも傷つけてしまったり、不快な思いをさせてしまったことは残念であり大変申し訳なく思っております」と謝罪した。
だが、この報に対しネット上では「ようやく不妊治療への偏見が少しずつだけどなくなってきたところでこれは許せない」「一介のテレビタレントの発言などいちいち気にするのがおかしいという声もあるが、番組の目的や内容、夫人の知名度を考慮すれば、決して無視出来ない」「公共の電波での発言なんだから、ブログではなくきちんと公の場で訂正と謝罪を本人がすべきです」など厳しい意見が殺到した。
「いまは、芸能人の結婚会見でも『お子様は何人欲しいですか?』等の質問は控えるご時世。菅首相は、不妊治療の保険適用を厚生労働相に指示しています。そんな時にこの発言は、あまりにも軽率でしたね」(芸能ジャーナリスト)
これまで、自身の発言に対し謝罪することはまれだったデヴィ夫人。これも菅政権の影響なのだろうか?