4月28日放送の「あさイチ」(NHK)にゲスト出演した歌舞伎俳優の中村獅童。13年12月に亡くなった母親との思い出話として、4~5歳の頃に母親と一緒に“オトナの劇場”に行ったことを明かし、司会の有働由美子アナウンサーやイノッチこと井ノ原快彦を驚かせた。
中村は、その時のことを鮮明に記憶していて「全身汗かいて濡れた体が照明でキラキラ光っていた」「(母親から感想を聞かれ)お母さん、ちっともイヤらしくないよ。あの人も汗かいて一生懸命やっているじゃない」と答えたそうだ。
母親とは“オトナの劇場”のほかにも大衆演劇やミュージカル、アングラ芝居などにも連れだって観に行ったと言い、「表現するものには垣根がないということを教えたかったんじゃないかな」と振り返った。
「獅童の話でもわかるように、歌舞伎役者は幼い頃から芸の肥やしとして、一般常識とはひと味違う価値観で育てられ、見聞を広めていきます。逆に一般常識を知らないことも多々ある。結婚後も女遊びが派手だったり、隠し子がいたりするのもそのため。一般人との感覚の差が激しいのも当然でしょう」(芸能関係者)
05年に女優の竹内結子と結婚し、08年に離婚した中村。その後、芸能人との結婚には懲りたと周囲に漏らしていた。昨年1月に再婚したお相手は一般人女性だが、感覚の差はいかに?