平均51歳で訪れるという「閉経」。その前後約10年に、さまざまな症状が起きるのが更年期障害です。この更年期障害の原因は、加齢とともに減る女性ホルモンのエストロゲンによるもので、生理不順や無月経、ホットフラッシュやのぼせ、肌の乾燥、シワ、シミ、イライラや不安、めまい、不眠など尽きません。
そんな更年期障害と同じような症状が20~30代に起きる「若年性更年期障害」は、先日もタレントの川村ひかるさんがわずらっていたことを告白したことで注目されました。
川村さんは子宮内膜症の治療で服用していたピルをやめた途端、めまいや頭痛、吐き気、多汗などの症状に悩まされ、精神的にも不安定になったといいます。
そのふっくらとしていた印象も、一時は36kgまで体重減。その名残からか、妊娠した今でもほっそりした姿をブログなどで披露しています。
「若年性更年期障害」の予防法としては、ストレスや過労、冷え、過食・偏食、喫煙などのNGな生活習慣を続けないこと。特にストレスが大きいと自律神経のバランスに不調をきたすことで、卵巣機能が低下しやすいといわれます。
予防法は単純でシンプルでありながら、「規則正しい生活を」といわざるを得ません。この機会に日常生活を見直してみることをおすすめします。