NHKの朝ドラ「あさが来た」に出演したディーン・フジオカがブレイクして以来、“逆輸入俳優ブーム”は、止まるところを知らない。そんな中、注目株として熱い視線を浴びているのが、’18年公開予定の映画「追跡 MANHUNT(原題)」にも出演が決定しているジョー ナカムラ(43)だ。
「ジョー ナカムラは昨年公開された話題作『シン・ゴジラ』にも出演している俳優。国内でも俳優歴はあるのですが、あまり役に恵まれず29歳の時に香港に舞台を移しました。線の細い“王子様タイプ”の俳優とは違い、がっつり筋肉のついたマッチョ。今まであまりなかったタイプなので、注目を浴びています」(女性誌記者)
ジョー ナカムラは、国内ではNHKの朝ドラ「走らんか!」をはじめ「暴れん坊将軍」などいくつかドラマにも出演している。しかしどれもチョイ役で、俳優として大きな役をもらえることはなかった。その後、香港に拠点を移し、シンガポール、台湾などで活躍。現地では俳優業はもちろん雑誌モデルなどもこなし、20本以上のCMにも出演、成功を手にする。
「彼のセールスポイントはなんといっても肉体美です。上半身の鍛えられた筋肉がすごい。ほぼ毎日決められたトレーニングメニューをこなし、筋肉美を保っています。それに加え野性味あふれるマスク。これから国内での活躍が大いに期待できますね」(前出・女性誌記者)
最近ブレイクした“逆輸入俳優”といえば、昨年のヒット作「逃げるは恥だが役に立つ」に出演した大谷亮平が記憶に新しい。韓国で活躍した後、日本に戻った彼は“竹野内豊に似ている”とネットで指摘され大ブレイクを果たした。ジョー ナカムラも「DHC MEN」や「アサヒスーパードライ」など国内の複数の企業CMに出演している。日本中の女性が彼の肉体美の虜になる日も、そう遠くないかもしれない。