女子卓球の平野美宇選手が破竹の勢いだ。2016年のワールドカップで大会史上最年少優勝するや、2016年度の全日本卓球選手権でも史上最年少優勝、そして2017年のアジア選手権のチャンピオンの座ももぎ取った。
その躍進の秘訣は意外や意外、「睡眠時間を1時間ふやし、9時間にしたこと」だという。睡眠時間を増やしただけで、そんなに変わるの?と思われるかもしれないが、睡眠とパフォーマンスは、切っても切れない関係にある。
一説によると、睡眠時間が5時間以下の日が続くと、脳のはたらきがチューハイを数本飲んだときと同じくらいに低下するのだとか。つまり、判断能力が落ちたり、気分がすっきりしなかったり、集中力が欠けるということ。
残業続きで仕事を家に持ち帰り、それでも睡眠時間を削って自分の時間を持ちたい! という人が多いかもしれないが、ボーっとした頭で仕事をしてもミスを連発したり、処理能力が落ちたりするだけで、効率はダウンする。忙しいときほど、きちんと睡眠をとることが重要だ。