フジテレビ“月9ドラマ”30周年記念として、鳴り物入りで船出した相葉雅紀主演の「貴族探偵」。6月5日に放送された第8話目の平均視聴率は7%と発表され、ワースト記録を更新してしまった。
そのうえ視聴者の目は、皮肉なことに主演の相葉よりも貴族の召使いの佐藤(滝藤賢一)、田中(中山美穂)、山本(松重豊)に向けられているようだ。
この日の放送では、召使い3人の服装が一新。夏仕様に衣替え。ネット上では「田中さんの夏服可愛い」「衣装かっこよすぎる」などと話題になった。
そして目を引いたのは、中山の変化だ。
テレビ誌ライターは「第一話からすると、相当絞り込んだ感があります」という。
「放送開始直後は『中山美穂老けたなあ』とか『普通のおばさんになってた』『むくんでるっていうか、太った』など、劣化を嘆く声が多数でしたが、徐々に昔の輝きを取り戻しています。今は高徳役の武井咲が隣にいても、年を重ねた美しさがありますね」
テレビ関係者によると、当初は中山自身も自分のテレビ映りにショックを受けていたという。
「第1話のラッシュを見たとき、あまりの老け顔に驚いたようです。というもの、フランス生活が長かった中山は“人は年を取るもの。老化も自然なこと”とナチュラル志向だった。撮影になれば、ライトも当ててもらえるし、美しく見えると思っていたのでしょう。ですが、ハイビジョンになったことで、ごまかしがきかなくなった。それで体を絞り美容にも力を入れたと聞いています」
やはり、多くの他人の目にさらされることが、女性を美しくする、というのは本当のようだ。