ジャニーズ初の関西発信デュオといえばKinKi Kids。1997年にシングル「硝子の少年」でデビューすると、いきなりミリオンヒットシンガーになった。20周年となる今年は、スタジアムライブや特番が目白押しだ。堂本剛は奈良県出身で、堂本光一は兵庫県出身。剛は高校進学の際、アイドル活動が多忙になることを見越して、東京・堀越高校に進学している。アイドル事情に詳しい芸能記者は言う。
「剛のクラスメイトには意外な人がいました。それがカリスマ声優の水樹奈々。3年連続で『紅白歌合戦』に出場した国民的声優は、剛から本名の“近藤さん”と呼ばれており、清楚なイメージを持たれていた。当時は演歌歌手を目指していたそうです」
すでにKinKi人気が爆発していたため、剛は高校への出席率が低かった。“近藤さん”が人気声優になったことを知ったのは卒業後のことだ。
「剛は、テレビで水樹を観るたびに“似てるなぁ”と思っていたらしい。高校時代の“近藤さん”は、地味でおとなしめ。でも、テレビの水樹は、派手な衣装で激しい楽曲。同一人物だとわかったのは、彼女が大人気になってからだそうです」(前出・芸能記者)
かつては修学旅行で、“お泊まり”した仲。記念の集合写真に一緒に収まっている。2012年6月には、音楽バラエティ「新堂本兄弟」(フジテレビ系)で、およそ14年ぶりに再会を果たした2人。ともにアラフォーになった今、再び音楽で繋がることもあるかもしれない。
(北村ともこ)