オノ・ヨーコ(84)が亡き夫ジョン・レノンの名曲「イマジン」の共作者として認められた。
「イマジン」は1971年にリリースされ、ジョンのソロ楽曲の中で最もヒットしたが、ヨーコの存在が作曲のインスピレーションの主となる要因の一つだと、このたび見なされたのだ。
6月14日、ニューヨークで開催された全米音楽出版社協会(NMPA)の式典に、息子ショーン・レノン(41)に車いすを押されて出席したヨーコは「イマジン」の“共作者”に追加され、同曲は世紀の曲を意味するセンテニアル・ソング賞を受賞した。
NMPAのCEOを務めるデヴィッド・イスラエリテ氏は壇上で、「1971年には物事は違っていたかもしれませんが、今日、状況は変わったと伝えることができて嬉しいです。48年後となる今夜、記録を訂正し、センテニアル・ソング賞を受賞した『イマジン』の共作者にヨーコ・オノを加えること、そして当然のクレジットをヨーコに与えることに誇りを持って発表します」とスピーチした。
1980年に射殺されたジョンだが、その翌年に公開されたビデオが式典で紹介され、その中でジョンは歌詞に「影響とインスピレーション」を与えたのはヨーコだったとし、ヨーコは共作のクレジットを受けて当然だと話していた。
式典後、息子のショーンは「人生で最も誇らしかった日」とコメントしており、発表された時、そしてパティとジェシー・スミスが「イマジン」のパフォーマンスを披露した際、ヨーコは感激し、喜びの涙を流したとインスタグラムで明かしていた。