タレントの加藤紗里が10月24日に投稿したツイートが絶賛されている。この日はプロ野球の広島カープが、クライマックスシリーズ(CS)のファイナルステージで敗退し、日本シリーズ進出が断たれた。“カープ女子”を自称する加藤は、その夜、こんなふうにつぶやいたのだ。
「残念だけど… 勝負だし 負けたからには仕方ない。仕方ないので… 今日はもうーーー寝る!!! 広島カープファン全員もう寝よ!!! そして来年も頑張ろう。2年も続けてなんとかなんとかまで進んだんだから、3度目のなんとか!! そして勝ったチームは頑張ること」
投稿直後こそ「“なんとかなんとか”ってCSも知らないのか」といった批判を浴びていたが、次第にリプライには加藤に同意するカープファンの意見が増えていった。これを報じたネットニュースのコメント欄にも「カープの失態を批判せず、相手の健闘を称える完璧なツイート」「カープファンを励ましてくれてありがとう。来年球場で会えたら嬉しい!」「野球ファンの鑑」などと、加藤を称賛する言葉が溢れた。しかも「こいつ、にわかに見せかけたガチファンだよな」「梵と小窪の若い頃からのファンとかガチすぎるやろ」と、“にわかカープ女子”説をも覆す勢いだ。
加藤は前日23日のツイートで「始球式のオファーは来てないんだけど、紗里の気持ち的にもかなり盛り上がってるし、広島カープファンも『紗里ちゃんの投げるの見たい』って気持ちになってるじゃん。だからまぁとりあえず軽めの始球式やっとくね」とドヤ顔で発信し、「オファー来るわけないだろ」「お前のせいで負けた」と散々叩かれていた。その評価を1日でひっくり返してみせたのである。
「加藤はその直前のツイートで『そろそろ、野球も宴もたけなわらしいじゃん』と無関心を装う投稿をしています。ところが端々に出てくるマニアな言葉で、ガチファンであることがバレ始めている。にわかファンを叩かれ炎上することで注目を集めてきた本人としては、不本意な流れでしょう」(エンタメ誌ライター)
少なくとも、ブームに乗って、ドラゴンズファンから鞍替えした浅田舞らよりも、はるかにカープ愛が強いことは間違いなさそうだ。