浜崎あゆみが11月17日に開催予定だった仙台公演を、開演時刻のわずか20分前になって中止。すでに会場に詰め掛けていたファンから大ブーイングが沸き上がる事態となった。今回は過労による急性気管支炎でドクターストップがかかったとのことだが、これまでも急病を理由に公演が中止になったケースがあるという。
「15年11月27日の福岡公演では開演時刻を過ぎた後でスタッフが、体調不良の浜崎がまだ会場に到着していないと説明。公演は約70分遅れで始まったものの、最初はバックバンドによる演奏とダンサーの自己紹介が続き、浜崎が登場した時はすでに開演時刻を90分ほど過ぎていました。そして翌日の福岡公演2日目と11月2日の札幌公演は肺炎を理由に中止となっています」(音楽ライター)
これらの中止になった公演では後日、振替公演を開催。とはいえ体調不良は誰にでもあることで、たまたま運が悪かったとも言えそうだが、浜崎に限ってはもはや、いつ公演が中止になってもおかしくない状態だという。
「08年1月に左耳に内耳性突発性難聴を発症したと発表。それ以来、浜崎はイヤーモニターを右耳に装着しているのですが、今年5月にはファンクラブ内の日記にて右耳の聴力まで『激しく衰退』していることを明かしています。そして同じ5月にはインスタグラムにて『昨年末から膝が言うことを聞いてくれなくなり』と告白。耳は悪いわ膝は悪いわで、老人のような体の衰えを露呈する形となりました」(前出・音楽ライター)
そして、今回は歌手の命とも言える喉まで傷めてしまい、「もう辞めて」というファンからの心配の声も聞こえてくる。来年2月のツアーファイナルまでは、悲鳴を上げる体をだましだまし、労わりながらの公演となりそうだ。
(白根麻子)