NHK連続テレビ小説「あさが来た」でブレイクし、現在はドラマ「ダメな私に恋してください」(TBS系)に出演中と、世の女性たちを虜にしているディーン・フジオカ。本名は藤岡竜雄で、ディーンはもちろん芸名だ。その由来はどんなものだろうか。テレビ誌のライターが解説する。
「彼が香港に住んでいたとき、あまりにクレージーな生活ぶりだったことから、現地の広東語で“クレージー”を意味するディーンを名乗るようになったそうです。最近もトーク番組で説明していましたし、以前からインタビューではこの由来について明かしていますね」
そんなフジオカは中国の人気SNS「微博」にもアカウントを開設しており、そこではディーンに対して“青へん+定”の漢字を当てている(正確には青ではなく、“鯖”のつくりにあたる部首)。だがこの漢字は藍色やインディゴを表しており、クレージーの意味はないようだ。ここで中国事情に詳しいライターが教えてくれた。
「本当の由来となったのは“癲(てん)”という漢字でしょう。この字はまさにクレージーという意味を持ち、『あいつイカれてるぜ!』くらいの意味にも使えます。ただ芸名に使うにはさすがに不適切ですから、代わりに同じ発音で別の字を当てているのでしょう」
香港在住時にはほとんど寝ないで遊んだり、デザインの仕事に没頭したりと、若さに任せた生活を送っていたフジオカ。35歳で子持ちの今はクレージーとは縁遠い生活を送っていそうだが、降って湧いたようにイケメンとモテはやす女性たちの熱狂ぶりこそ、まさに“クレージー”といえるかもしれない。
(金田麻有)