2月7日放送の「キリトルテレビ」(テレビ朝日系)で「2015全日本フィギュアスケート選手権」開会式前の羽生結弦選手の一場面が放送された。
「開会式前の選手たちがスーツ姿で勢ぞろいするシーンなのですが、着慣れないスーツのせいか羽生選手のネクタイが長めだったようなんです。隣に座る小塚崇彦選手がそのことを指摘すると、羽生選手が慌てて結び直すのですがなかなかうまくいかず、いよいよ焦り始めると小塚選手が手を差し伸べた、という場面でした」(スポーツライター)
小塚選手は先輩らしく羽生選手のネクタイを自分の首にかけて、ざっくりと結び、そのタイを羽生に手渡し。それを首にかけた羽生が無事にネクタイを直して「めでたしめでたし」となったのだ。
今季、連続して世界歴代1位を獲得して自信満々な言動や態度にブーイングを受けることもある羽生選手。スケートでの完璧主義な素顔とは裏腹な初々しさが際立ち、羽生ファンだけでなく、多くの視聴者に受けたようだ。
しかし、羽生選手といえば、高校時代の制服はネクタイだったはずだが?
「羽生選手の卒業した東北高校の制服には確かに男女ともにブレザーにネクタイです。東北高校では09年からコムサデモードの制服を導入し、宮城県初と多いに話題になりました。この制服を羽生選手も着ていたはずですから、ネクタイ姿のイメージがあって当然でしょうね。しかし、中高生の制服は結ぶ手間を省くために結び目が既に出来ていてゴムなどがついたタイプがほとんどです」(制服本の編集者)
世界一の男は、ネクタイにてこずる姿も絵になるのだ。
(芝公子)