新型コロナウイルスの感染拡大により、いつもより健康に気を使うようになったのではないでしょうか。コロナ禍以前に比べると、健康になったという人は意外に多いようです。
明治安田生命保険が実施した「健康」に関するアンケート調査によると、新型コロナウイルス感染拡大前と比べて「健康になった」と回答した人が、約5割にも上ったそうです。健康に意識が向きやすくなり、食事や運動を見直すよい機会となったようですね。
「健康になったと実感している」と回答した人のうち、81.9%の人が「健康的な食生活を意識している」と回答していました。具体的な食生活への取り組みについて聞いたところでは、「野菜を多く食べている」が60.3%と最も多く、次いで「塩分を控える」が57.3%という結果に。
秋といえば食事が美味しい季節ですが、秋野菜も栄養が豊富です。秋に旬を迎える野菜には、ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎの他、シイタケやブナシメジ、マイタケなどのキノコ類、里芋、サツマイモ、ゴボウなどがありますが、これらの食材を上手にメニューに取り入れたいですね。
医師の石黒成治さんの著書「食べても太らず、免疫力がつく食事法」(クロスメディア・パブリッシング〈インプレス〉刊)によると、キノコは腸の働きをよくする食物繊維が豊富で、腸内環境を整えるため、免疫力向上には欠かせないそうですよ。
コロナ禍で健康意識が高まる中、秋野菜をしっかり取り入れながら、引き続き健康をキープしたいものですね。