歌舞伎俳優の尾上松也が、駆け出しの女優にブチ切れた? 相手の煮え切らない態度に我慢強く対応していたものの、ついに堪忍袋の緒が切れてしまった姿を深夜のバラエティ番組で見せたという。
松也がゲスト出演した11月19日深夜放送の「『任意同行』願えますか?」(日本テレビ系)では、映画やドラマでエキストラ出演歴を持つ女優のマナパンさんが登場。森三中・大島美幸の役で再現ビデオに出演したこともある彼女だが、知らない相手と仲良いフリをするのが苦手で、エキストラの仕事はもう嫌だと語っていた。
「そのマナパンさんは松也に対し、初めましての相手と恋仲になる演技について『平気ですか?そういうの』と質問。この時点で松也は『いやいやいや、そういう仕事だから』と苦笑いしていました。その後、ブチ切れる演技が得意だというマナパンさんを相手に即興で、カップルが別れるシーンを演じることに。しかしいざ演技が始まると、マナパンさんはため息をついたりなじったりはするもののなかなか沸点には達せず、1分超が経った時点でついに松也が『キレろよ早く~!長ぇんだよ!』と激昂。マナパンさんが喉元を指して『この辺まで来てたんで』と言い訳するも『黙れ~!』と絶叫していたのです」(テレビ誌ライター)
もちろんその逆ブチ切れは、場を盛り上げようとした松也の機転だったことは明らか。そのおかげか視聴者から《マナパンさんまじで凄い人だよ》と評価の声もツイートされており、MCの劇団ひとりが自らのレギュラー番組「ゴッドタン」(テレビ東京系)に呼ぶのではという推測もあがっていたほどだ。
「マナパンさん自身も放送後に『誹謗中傷の嵐かと思いきや嬉しい反応ばかり!!!』とツイートしており、松也のナイスアシストが効果的に働いていたようです。ブチ切れ芸で相手を持ち上げるとはさすが、歌舞伎界のプリンスと呼ばれるだけのことはあると感心しましたね」(前出・テレビ誌ライター)
この調子では今後、松也からブチ切れされたいと熱望する女性ファンも急増するのかもしれない。
(白根麻子)