有村架純主演のドラマ「姉ちゃんの恋人」(フジテレビ系)の第6話が12月1日に放送された。
このドラマは、ホームセンターで働きながら3人の弟を養う肝っ玉姉ちゃん・安達桃子(有村)が、職場で出会った吉岡真人(林遣都)に惹かれ恋に落ちるラブ&ホームコメディ。真人がかつて恋人を守るために起こした傷害事件で服役していたことがきっかけで、両親は教師を辞め父親が自死していた悲しい過去を明かし、桃子を拒絶。しかし真人への思いを断ち切れない桃子は、真人を呼び出し「本当のことを聞かせてください」と語りかけ、真人の切ない思いに寄り添うのだった。
観覧車の中で当時の事件を思い返し、涙ながらに告白する真人。事件の真相を知った桃子が「もっと、もっと、もっと好きになっちゃいました」「私の恋人になってください」という場面には、ネット民も涙腺崩壊。「泣きすぎた。凄かった。よかった」「林遣都史上、いや、恋愛ドラマ史上に残る名演技名シーン」「起きてもまだ頭の中は観覧車だよ」といった感動コメントが殺到した。
「始まった当初から、真人を演じる林遣都の闇を抱えた演技には注目が集まっていました。近年、ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)や、朝ドラ『スカーレット』(NHK)で見せたコメディタッチの演技が多かっただけに、今回のドラマを観て演技派俳優としてファンも急増中。次回は主役を期待する声も高まっています」(芸能ライター)
一方、主役を演じる有村についても好感度が高まっている。
「始まった当初は、『誰だかわからなかった』『顔変わったよね』といった声が上がり、視聴率は初回の世帯平均視聴率9.2%から、6.7%まで低迷。もうGP帯の主役は難しいのではないかという声も出ていました。視聴率がV字回復するかどうかは別として、改めて主演を張る女優としての実力を見せつけてくれたと思います」(女性誌記者)
2人が演じるさらなる名場面に期待したい。
(窪田史朗)