歌手の玉置浩二が12月16日放送の「林修のニッポンドリル」(フジテレビ系)の中で、「本当に歌が上手い男性シンガー」の1位に選出されている。
番組では、絶対音感を持つボイストレーナー100にアンケートを取り、「本当に歌が上手い国宝級歌姫」ランキングを放送。圧倒的な高音ボイスで観客を魅了するMISIAが選ばれ、また、男性部門では玉置浩二が久保田利伸、平井堅を抑えて首位となった。
プロのボイストレーナーによれば、玉置の声の抑揚の付け方が「神レベル」とのことで、番組はそんな玉置を「J-POPのゴッドファーザー」とテロップで表現。淡く切ない恋心を描くバラードでは、繊細なハスキーボイスから力強い高音までを巧みに使い分け、他の歌手では到底漂わせることができないような玉置特有の大人の雰囲気もまたその魅力だとして老若男女から評価されている。
「メイン企画はトップ15位までを発表した“歌姫ランキング”でしたが、男性部門の首位となった玉置には視聴者からも『玉置浩二さんの1位は超納得でした!』『予想通りすぎる』『この手のランキングはだいたい玉置浩二さんが1位取ってるイメージあるけど、納得ってくらい最強です』『もはやそれ以外が考えられない』との声が続出。実は玉置浩二は、TBSが2014年にバラエティ番組の中で企画した『音楽のプロ200人が選ぶ本当に歌が上手いランキング』でも栄えある1位に選ばれています。このランキングでは男女ミックスの総合ランキングで、音響スタッフやミキサー、ボイストレーナーといった“音楽のプロ”から堂々のNo.1に選出されていました。かつて雑誌のインタビューにおいて、『もし音楽のワールドカップがあるなら、日本代表は俺に決まってる』とも自ら豪語していた玉置。これは単なるビッグマウスだったのではなく、あくまで冷静に自己分析した上での発言だったといえそうです」(テレビ誌ライター)
玉置浩二の歌唱力をめぐっては、これまでもCHAGE and ASKAのASKAや徳永英明らから「化け物のように上手い」「日本で一番歌が上手い」などと絶賛され続けてきた。
歌手、ボイストレーナー、音響スタッフなど、あらゆる関係者から幾度も「No.1」の称号を得た玉置には、そろそろ殿堂入りの扱いをして然るべきなのかもしれない。
(木村慎吾)