夜のカリスマROLANDが12月18日、「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。トレードマークのサングラスを外した素顔や下積み時代の極貧エピソードを披露した。
サングラスを外して黒のスーツ姿で登場したROLAND。その理由は「思い入れのある番組というか僕もすごい出たい番組だったので」とリスペクトのためにサングラスをしなかったことを告白。MCの黒柳徹子を喜ばせた。
高校時代まではサッカー一筋の生活でプロも目指していたROLANDだが、才能の壁に阻まれて挫折。「努力してもだめなこともあるし、でも努力しなきゃこういう(挫折の)感情も味わえないから、努力に無駄なものはないことはもちろんその時学べたし。自分のことを好きでいられない人生ってすごく辛いってこの時に学べて」と振り返った。
ROLANDはその後、挫折したまま人生を過ごせるかという思いで、18歳でホストの世界に飛び込んだという。
しかし、1年間ほどは売れず、家賃6万3000円のアパートに住んでいたが、給料が7万円の時もあったそうだ。また、「お腹が空きすぎて、近所のパン屋さんがあったんですけど、そこのパン屋さんが朝9時くらいにパンを焼くんですよ。とりあえず腹を満たすためにその匂いを嗅ぎに行ったり」など当時の極貧エピソードを明かした。
ネットでは《サングラス外してるの素敵だと思った》《トレードマークのサングラスをきちんと外して、相手への敬意が感じられますよね、お若いのに》《正直、初めは好感持てませんでしたが、最近見直しました》《なんでローランドさんが成功したか分かる気がします》などROLANDへの好感の声が多数挙がっている。
「ROLANDがテレビ出演する時にサングラスをしているのは、お金を払って自分に会いに来てくれるお客にしか素顔を見せないという“気づかい”です。自身に課したルールを破って、今回サングラスを外したのは、黒柳徹子が別格というのもあるでしょうが母親のためでもあったのでしょう」(芸能記者)
というのも、番組の最後にROLANDは収録直前に母親から電話がかかってきたことを告白。母親からは「私が本当にいつか出て欲しいと思っていた番組よ」と打ち明けられたのだという。母親にもサングラスを外して出演している自分の顔を見せたかったのかもしれない。
(柏原廉)