お笑いコンビ・ニューヨークの屋敷裕政が12月25日放送の「ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説」(テレビ東京系)に出演し、M-1グランプリでスタンドマイクにカンニングペーパーを貼っていたコンビの存在を明かしている。
屋敷は、「ディープ都市伝説」なる新コーナーに都市伝説テラーの一員として出演。「名前は言いませんけど」と前置きし、過去のM-1グランプリのステージ上で、登場するやいなやスタンドマイクにカンペを貼ってネタを披露していたコンビがいるとの都市伝説を紹介した。
スタジオには驚きのリアクションが上がるも、一部の若手芸人の間ではよく知られた話だという。屋敷は、お笑い界の大御所の審査員たちが目を光らせている環境下で、カンペを貼れる度胸をむしろ称賛。共演者からは「カンペ貼るぐらいならネタ覚えた方が早いのでは?」との指摘も出ていた。
「屋敷は、コンビ名など具体的な情報は一切明かさず、片方がスタンドマイクに紙を貼り、ネタを終えるともう片方が華麗にその紙を持ち去っていたと説明。一方で、そもそもカンペをスタンドマイクに貼る行為は『別にルール違反ではない』とも強調しています。その後、SNSでは放送を観ていた視聴者から『M-1のカンペ誰?めっちゃ気になる』との声が殺到し、一部では2015年大会の出場コンビであるタイムマシーン3号ではないかとの指摘が上がっています。当時の映像を確認すると、たしかに舞台登場の場面でツッコミの山本浩司がスタンドマイクに何かを貼り付けるような仕草が見られ、ネタ終了時にはボケの関太がマイクに触れて何かを剥がし取るような動きもありました。実際にその場面が映った動画を見た人からは『ほんまや 笑 ほんまに貼って剥がしとる 笑』『映像見たら本当にカンペ剥がしてた。貼ったのはまだカメラが寄ってないし、薄暗くてちょっと見にくいけど、剥がすのは完全に剥がしてる手の動き』『M-1でこれをやるとか強心臓すぎる』との声や、『面白いネタであることに変わりはないから別に良い』『M-1はアドリブを競う大会じゃないからカンペ見ても良いでしょ』といった指摘も集まっています」(テレビ誌ライター)
あくまで疑惑だが、あまりにもしなやかな2人の手の動きから、ネタよりもマイクに紙を貼り付ける稽古の方が大変だったのではないだろうか?
(木村慎吾)