ソニーミュージックが12月26日、公式サイトにてKAT-TUNの亀梨和也と山下智久のユニット「亀と山P」のアルバム「SI」を発売中止にすることを発表した。
亀梨と山下は2005年のドラマ「野ブタ。をプロデュース」にダブル主演。役名の「修二と彰」でリリースした主題歌「青春アミーゴ」が大ヒットしたが、2枚目以降は発売されなかった。今回のユニット亀と山Pは2017年にドラマ「ボク、運命の人です。」で再共演し、主題歌「背中越しのチャンス」にて結成された。
公式サイトには「長らく発売延期とさせていただいておりました亀と山P アルバム『SI』に関しまして、発売を協議して参りましたが、この度、発売中止となることが正式に決定いたしました。発売を心待ちにされていた皆様には、ご迷惑をお掛けいたしますこと、心よりお詫び申し上げます」と発表されたが、発売中止となった具体的な理由は記されていなかった。
「アルバム『SI』は本来は4月29日発売予定の全8曲入りのオリジナルアルバムとなる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で発売が延期に。しかし、アー写やジャケ写、収録楽曲のタイトルは解禁されていたことからほとんど完成していたと思われます。発売中止となったのは、コロナ禍だけでなく、山下が10月にジャニーズ事務所を退所したことも理由なのは明白ですが、ファンには納得がいかないでしょうね」(芸能記者)
ネットでは《予約してずっと待ってたのに。誰も得しない終わり方。結局は円満退社では無かったって事ですか》《アルバムを予約してました。ドームツアーも当選していて本当に楽しみにしていました。発売してほしかったです…本当に残念です》《えっ!CD出せばいいじゃん。こういう裏事情、本当に嫌い。最近、ジャニーズがいい事務所です感を出しているけど、そういうところでかなり減点!!》など悲しみと怒りの声が殺到した。
“青春アミーゴ”も“大人の事情”の前にはどうにもならなかったということか。
(柏原廉)