俳優の中村倫也が、人気漫画家・コナリミサト作「珈琲いかがでしょう」の実写ドラマに主演することが1月7日、テレビ東京の公式サイトが伝えた。2021年に放送される。
同作で中村が演じるのは、移動珈琲屋「たこ珈琲」の店主・青山一。行く先々で1杯ずつ丁寧に珈琲を淹れ、訪れた客の少し傷ついた心を癒していく……というストーリーだ。
原作ファンの間では、青山のビジュアルが「中村倫也にしか見えない」という声が殺到し、実写化においては“中村倫也待望論”が巻き起こっていたという。原作を読んでいたという中村もテレビ東京の公式サイトのインタビューで「僕以外の役者が演じていたら何よりもまず僕が文句を言っていたと思うので、良かったなと思います。笑」と、自分と青山が似ていることを自覚していたようだ。
主人公の青山を彷彿させる中村のルックス。プライベートでも、コーヒーにこだわっていれば役作りは完璧だ。
「ところが、中村はコーヒーが大の苦手でした。2015年3月1日のブログで読者からお茶とコーヒーと紅茶のどれが好きかと聞かれた中村は『水がいい』と回答しています。ブログの最後には『ちなみに、コーヒー苦いから飲めないよ』と衝撃の事実を明かしていました。ただ、コーヒーがまったく飲めないわけではありません。14年1月28日のブログでは『コーヒーはこれでもかってほど甘いのが好きです』と告白。砂糖をたっぷり入れたコーヒーであれば、好んで飲むようです」(芸能記者)
コーヒーの味は苦手でも、中村の淹れたコーヒーであれば、格別に美味しいに違いない。
(石田英明)