節約しないと家計がヤバい! そんな家庭は多いのでは? どうせなら、賢くプロの技で立て直したいものです。
ふるさと納税ポータルサイト『ふるさとチョイス』主催のセミナーで、日本FP協会認定ファイナンシャルプランナーの飯村久美さんが、コロナ禍で影響を受けた家計に悩む人たちに向け、「お金が貯まる家計見直し術」を公開していました。そのワザから、選りすぐりの方法を紹介します。
■電気代を節約!
飯村さんによると、エアコンのスイッチのこまめなオン・オフで電気代を節約しようとするのは逆効果なんだとか。温度調整機能に任せたほうがオン・オフより効果が得られるそうです。また、エアコンの風向きを下向きに設定すると、暖かい空気が床から天井に流れることから、部屋全体が暖かくなりやすくなるそうですよ。冷蔵庫の設定温度は『強』から『中』にして、温水洗浄便座のフタは閉めておくと節約になるそうです。
■スマホ代を節約!
高額になりがちなスマホ代。今、通話・通信をどの程度使っているかを把握し、使い方に合ったプランを選ぶのがポイントのようです。格安SIMに切り替えてもよいそう。オススメは、UQモバイルやワイモバイルといった大手のキャリアのサブブランドだそうですよ。最近では、NTTドコモの「ahamo」など、シンプルで格安なプランが続々登場しています。それらもぜひ検討候補に入れましょう。
■食費を節約!
食費の節約術といえば、まとめ買いや割引品利用などが定番ですが、国の制度を利用する方法も! 飯村さんが勧めるものの一つが、ふるさと納税の活用です。ふるさと納税とは、自分が納めている住民税の一部を、好きな自治体に振り分けられる制度。寄付金控除上限額以内の寄付であれば、寄付額のうち2,000円を超えた部分は全額、住民税の控除と所得税の還付が受けられます。寄付をした先から地域の特産品などのお礼の品が、実質2,000円の負担で受け取れるのもお得ポイントですね。
さらに、現在は農林水産省が『元気いただきますプロジェクト』として、コロナ禍で被害を受けた生産者を支援する補助事業を実施しているため、通常よりも少ない寄付金額でお礼の品がもらえたり、増量されていたりします。元気いただきますプロジェクトは、期間延長される可能性はあるものの、現時点では2021年2月上旬までなので、今が狙い目ですよ!
家計の見直しに取り組む際には、これらの方法をぜひヒントにしてみてくださいね。