お笑いコンビ・霜降り明星のせいやが1月14日放送の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)に出演し、相方・粗品が超大御所相手にやらかしてしまったエピソードを紹介した。
普段は切れ味鋭いツッコミと流暢なトーク術でスタジオを沸かせる粗品だが、せいやは「見たことあるんですよ。地球が止まる(くらいスベった)やつ」と明かし、「世界まる見え!テレビ特捜部」(日本テレビ系)にゲスト出演した際の“大事件”を振り返った。
同番組の“顔”であるビートたけしが真剣な空気の中で長めのトークを展開し、観客や共演者もその話を真面目に聞いていたところ、粗品はなぜかそのシチュエーションを「チャンス」だと解釈。トークを止めないたけしに向かって、「ずっと何の話しとんねん!」とツッコむと、スタジオには戦慄が走り、「セットの地球(の回転)も止まった」ほどのスベり度合いに。
たけしも沈黙してしまい、周囲は粗品の荒いツッコミにドン引きしていたようで、本人も当時の状況を「ヤバかったっすよ…」と苦笑した。
「芸歴ではおよそ40年ほどの大先輩にあたるたけしに対し、タメ口どころか、かなり柄の悪い言葉遣いでツッコミを入れてしまったようです。粗品の先輩に対する態度については、かねて多方面から苦言を呈されており、さまぁ~ず・三村マサカズもSNS上で粗品の天狗ぶりを懸念するツイートを投稿したことがあります。また、粗品よりも5年先輩であるチョコレートプラネット・松尾駿は楽屋に入った際、寝っ転がった状態の粗品から頭を少しだけ動かして挨拶をされたと告白。さらに番組の打ち上げでの態度が悪かったとして、関西のベテラン漫才コンビ・海原やすよ・ともこからも激怒された過去があります」(テレビ誌ライター)
「M-1グランプリ」に加え、ピン芸人として「R-1グランプリ」でも王者となった粗品。28歳にして文句の付けようがないほどの実力を誇るが、人間関係の部分で足元をすくわれないよう配慮していく必要がありそうだ。
(木村慎吾)