整理整頓を心がけているのに、物が多いため「部屋がきれいに見えない……」と悩んでいませんか?
とくに、リビングやキッチンには家族全員の物や細かい道具が集まりやすいため、ごちゃごちゃしやすいですよね。これ以上物を減らせないけれど少しでもスッキリさせたいと感じたら、次のように収納や配置を工夫してはいかがでしょうか。
■収納棚は1つにするか、同じデザインに統一する
一つの部屋の中にさまざまな色や大きさの収納棚があると、雑多に見えやすくなります。また、その中に片付ける物にも統一感がないと、さらにごちゃつく原因に。
そこで、たくさんの棚を並べるのではなく、大きな一つの棚を設置してそこに全てを収納するようにしたり、同じデザイン・大きさの収納棚を並べたりするようにしましょう。収納する物の種類や大きさ、色がまちまちの場合でも、部屋全体の統一感を出しやすくなりますよ。
■中身の見えない無地の収納ボックスを活用する
収納棚の工夫に加え、その中に設置する収納ボックスのデザインを統一させると、より部屋をスッキリ見せやすくなります。
オススメは、中身の見えない(不透明な)無地のボックス。透明ケースはおしゃれな一方で、スッキリと見せるためには中に入れる物の置き方を工夫する必要があります。中身が見えないボックスならば、小さな物をたくさん収納しても、整頓して並べなくてもOK。色は収納棚に合わせると、よりスッキリ見えます。
■部屋の中に余白を作る
部屋の中で、物が集合している場所と全くない場所とのメリハリをつけると、スッキリ広く見えやすくなります。
例えば、テーブルやキッチンカウンター、ラグなど、面積の広い部分には何も置かないようにし、物は全て収納スペースへ集めましょう。余白が広いほど、よりスッキリ見えやすくなります。
断捨離が上手くいかなくても、諦めることはありません。必要なものは部屋に残したまま、ぜひスッキリと片付けてくださいね。
(Nao Kiyota)