寒さで体が強張り、冷えによる血行不良で代謝が低下しやすい冬のダイエットは、体を温めて代謝を高めることが重要です。室内での過ごし方や食事、入浴の方法を次のように工夫することで、冷えを防ぎ、エネルギー消費量を高めましょう。
■室温を上げ過ぎない
温かい部屋でのんびり過ごす……だけではエネルギー消費量を増やすことはできません。室温を温め過ぎないようにし、寒さを感じたら体を動かすようにしましょう。体温を維持するために自然とエネルギーを消費し、体を動かすことでさらにカロリー消費量を高めやすくなります。
一方で、冷えによる血行不良は、代謝の低下を招きやすいので要注意。ストイックになり過ぎず、室温は家事などで体を動かすと快適に感じる程度にしましょう。
■食事は体を温めるものを選ぶ
低体温は、免疫力やエネルギー消費量の低下を招きます。食事は体内を温めるチャンス。生姜やネギ、唐辛子、根菜類などの体を温める食材を積極的に取り入れ、鍋料理やスープ、煮物などの温かい料理を選びましょう。水分補給は白湯にするなど、温かい飲み物を取り入れるのもオススメです。
■入浴で体を温め、マッサージで血行促進
食事と同様、入浴も体を温めるチャンスです。毎日湯船につかるようにし、しっかり体を温めましょう。入浴しながら、手足をマッサージするのもオススメ。寒さで血行が滞りやすい末端までアプローチできますよ。
これらの工夫で代謝のよい状態に整えたら、積極的に体を動かしてエネルギーを消費しましょう。寒い冬でも不調やむくみに悩まされにくく、ダイエットを効率よく進めることができますよ。春に向けて、健康的で美しい体型を実現してくださいね。
(美容・健康ライター Nao Kiyota)