1月から2月にかけては寒さも深まる季節。冷え性の人は、手足の冷えなどに悩まされていることでしょう。でも、「私って冷え性なのかしら?」という人も多いようです。冷え性かどうかを確かめる方法ってあるのでしょうか?
医師の森田豊さんの著書「今すぐ『それ』をやめなさい! Dr.モリタのやめるだけで健康になる50のヒント」(すばる舎刊)には、脇の下に手を挟んで体温を感じ、すぐにお腹や太ももを触って、脇の下で感じた温感と比較してみる方法が紹介されています。脇の下よりお腹や太ももが冷たければ、冷え性の可能性があるのだとか。できれば、朝起きてすぐにやるといいそうですよ。
もし、「私、冷え性だわ……」と思ったときの、身体を温める4つの方法も紹介されています。それが「太ももの付け根、脇の下、首といった太い血管が通っているところを温める」「朝食を取り、よく噛んで食事をする」「41度以下のお湯に15~20分浸かる」「熱を生み出す筋肉の多い太ももを動かす」です。効果があればうれしいですよね。ぜひトライしてみては?
また、痛みの専門院院長の坂戸孝志さんの著書「『つらい冷え性』がいますぐ治る本」(PHP研究所刊)には、冷え性は身体を温めるだけではダメだと書かれています。根本的に冷え性を改善するために、腰の筋肉をやわらかくして全身の筋肉の緊張を取ることが何よりも大切なんだそうですよ。
冷え性改善には、さまざまな方法があります。自分に合った方法をみつけ、この冬を乗り切ってくださいね。