俳優の鈴木亮平が、4月にスタートするドラマ「レンアイ漫画家」(フジテレビ系)で漫画家の主人公を演じることが明らかになった。鈴木が連ドラの主役を演じるのは、2018年に放送された大河ドラマ「西郷どん」(NHK)以来、約3年ぶり。民放地上波の連ドラでは初の単独主演となる。
漫画一筋で恋愛下手な恋愛漫画家と“ダメ男ホイホイ”と呼ばれる崖っぷちアラサー女子の不器用な2人が奏でるハートフルラブコメディ。鈴木が演じる刈部清一郎は、顔出しを一切せず女性のペンネームで正体を隠している人気漫画家。そんな彼が、夢なし、彼なし、仕事なしのアラサー女子・久遠あいこに葬儀の席で出会い、漫画のネタのために「俺のために恋愛しろ!」と、疑似恋愛の仕事を依頼するというもの。今回の役を演じるにあたり、鈴木はプロの漫画家のもとで修業、プロ顔負けのペン運びや所作を習得したという。
実は鈴木は、過去にも自身のイラストを公開してそのヘタウマぶりが話題になったことがある。
「大河ドラマ『西郷どん』(NHK)で主演をしていた当時、公式インスタグラムで時々出演キャラクターの自筆イラストを公開していたんです。そこには坂本龍馬(小栗旬)・勝海舟(遠藤憲一)・桂小五郎(玉山鉄二)など様々なキャラのイラストがあり、独特のセンスでデフォルメされたヘタウマな絵に、ファンからは『そっくりで爆笑!』『上手い』などの声が寄せられていました」(芸能ライター)
さらに鈴木は、ドラマで共演した主演女優にも、みずからが描いた肖像画をプレゼントしている。
「2014年に放送された朝ドラ『花子とアン』(NHK)で共演した吉高由里子が、自身のツイッターに『すごい上手な絵だよね、これ 書いたのは だーれだ』と、鉛筆で描かれたらしい肖像画をアップ。吉高が演じる花子の姿が写実的に描かれており、誰の絵かは明かされていませんが、肖像画の右上には『Ryohei.S』の文字が。これにはフォロワーからも、驚きのコメントが寄せられました」(女性誌記者)
「レンアイ漫画家」では、その画力を存分に発揮してほしいものだ。
(窪田史朗)