俳優の松山ケンイチが2月10日発売の雑誌「週刊新潮」2月18日号のロングインタビューに登場。田舎暮らしについて大いに語っている。
「週刊新潮」によると松山は2018年、北の雪深い村に一軒家を購入。1年の半分は妻で女優の小雪と3人の子供と共に過ごしているという。
もともと、東京と地方を渡り鳥のように行き来する生活に憧れを持っていた。松山にとって東京は「すごく気を遣いながら生活をしないといけない場所」であり、例えばマンション住まいであれば騒音や子供が走り回る音などに気を遣わねばならない。松山は騒音を出さないといったルールを守るのは当然としつつ、「そのルールから解放されたところで生活をしてみるのもいいのではないか」と思うようになったという。
また、東京は良い場所としながらも「どうしても家と仕事場の往復になってしまって、東京に居続けることの違和感がやがてストレスになっていく」と吐露。その違和感を拭うために村に向かうと話した。
仕事については、事務所の協力もあって調整しながら1年の半分くらいは村で過ごすようにしているとし、子供達の学校も「区域外就学制度」というものを利用して、村で過ごす期間は地元の小学校に通わせているそうだ。
さらに、松山は一軒家の前の土地も自ら耕して畑にし、いろんな野菜を育てるのに挑戦。栽培したミニトマトでジュースを作り、撮影時に差し入れしたこともあった。少なくとも数年はこのような生活を続けていくつもりだと松山は語った。
この記事を受けネットでは《彼らしくて素敵だなぁと思います。都会ばかりだと疲れるし、理想的な生活かも》《夫婦仲良しだからできるんだよね 小雪さんも幸せだろうな》《コロナ禍の前に始められていたんですね。夫婦が同じ方向を向いてないと中々出来ない事だし、良いご家庭ですね》など松山の“渡り鳥”生活をうらやむ声が続出。
「松山はインタビューの中で、自然に囲まれた生活は子育てにも良い影響があったことも語っており、移住の理由のひとつに“子育て”があったのは確実でしょう。子育てを理由に移住した芸能人はほかにもいて、俳優の柳葉敏郎は子供が小学校に上がる前に故郷の秋田へ。女優の本上まなみも夫婦そろって関西出身だったということもあり、長女の小学校入学に合わせて京都へ。俳優のいしだ壱成は妻の出産を機に石川県へ。今はリモートで打ち合わせもできますし、撮影の時だけ上京すればいいですからね。子供優先で地方に住む芸能人は今後も出てくるでしょうね」(芸能記者)
子育てのために“渡り鳥”になる芸能人がさらに増えるかも!?
(柏原廉)