TOKIOの長瀬智也主演の金曜ドラマ「俺の家の話」(TBS系)で、ジワジワと注目を集めている俳優がいる。長瀬演じる主人公・寿一の後輩レスラーで「さんたまプロレス」に所属するプロレスラー・プリティ原役の井之脇海だ。
プリティ原は寿一がプロレスラーとして全盛期に活躍していた時の大ファンで、彼にあこがれてプロレスラーになったほど。寿一への尊敬の念は深いものの、ゾーンに入ると理性を失ってしまいがちなキャラだ。
プロレスラーという役柄ゆえ、当然リングで試合をするシーンやトレーニングに励む姿も登場するが、ここで話題になっているのが井之脇のムキムキな肉体だ。
「彼は今回の役を演じるにあたり、ドラマの公式サイトで『身体作りもしていて、現時点で10キロ以上増量しましたが、長瀬さんの身体の仕上がりを見て、さらに気合を入れて頑張らなくてはと思いました』とコメントしています」(女性誌記者)
井之脇といえば、出世作となったドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)ではヒロインの相手役でスマートなイケメン高校生を熱演。その後ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(TBS系)では草食系の薬剤師を演じるなど、今のレスラーの役からは程遠いイメージ。だからこそ10キロの増量に励んだのだろうが、実は彼の筋肉が注目を浴びたドラマはほかにもあった。2019年に出演した大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK)である。
「井之脇は1964年の東京オリンピックの最終聖火ランナーを務めた坂井義則役で出演。タンクトップのユニフォームから垣間見える筋肉が、視聴者の間で話題になりました。この役について井之脇は当時『自分で走り込みをするなどトレーニングを積みました』とコメントしていました」(前出・女性誌記者)
過去に受けたインタビューでは、筋トレについて「(興味は)全くないですね。自分をプライベートで飾るとかはあんまり興味ないです。筋トレが必要な役が来たらめちゃめちゃ頑張ります」と答えている。
今回の役で筋トレに目覚めて、筋骨隆々の役者に変貌を遂げるかも?
(窪田史朗)