2010年に結婚した女優の満島ひかりと映画監督の石井裕也が、16年初頭に円満離婚していたことがわかった。そのきっかけとなったのが、俳優の永山絢斗との交際発覚だった。
5月17日発売の写真週刊誌「FLASH」によると、永山の兄で俳優の瑛太や満島の弟で俳優の満島真之介ら、家族ぐるみで交際していると伝えている。しかも、双方の所属事務所も“お付き合い”をあっさりと認めたのだ。
しかし、なぜ満島と石井監督は破局してしまったのだろうか? 芸能ジャーナリストに聞いた。
「これまでも、映画監督と女優という夫婦は少なくありません。有名なところでは大島渚監督と小山明子、篠田正浩監督と岩下志麻、周防正行監督と草刈民代、高橋伴明監督と高橋恵子などです。監督と女優という組み合わせでうまくいっている夫婦には共通点がありますね。それは通常の夫と妻というより、夫である監督が、妻を1人の女優として尊重し重きを置いている点。つまり、家庭人としての妻より女優という仕事を優先させています。ですが、一般家庭のような妻の仕事も求めてしまうと、破綻するという形に結び付くことが多いように思います」
では、満島と石井監督は後者ということなのだろうか?
「満島はこれまで数々の映画賞を受賞していることからも、演技力は高く評価されています。30歳の今、円熟期を迎え、ただの女優で終わるか“大”の付く女優になるかの正念時。こうしたなか“妻”を求められることに悩んだのかもしれません」(前出・芸能ジャーナリスト)
現在、「トットてれび」(NHK)で黒柳徹子役を好演している満島だが、一部では早くも“新・魔性の女”との呼び声も。女優として、女性として、今後どのように成長していくかが楽しみだ。
(李井杏子)