コロナ禍で「夫婦ともに在宅ワークになった」というケースも多いのでは? そうなると、お互いにどこで仕事をするのか、迷うところもありそうです。多くの夫婦は、家のどこで仕事をしているのでしょうか。
旭化成ホームズが2020年9月、夫妻どちらかが在宅ワークをしている人に行ったアンケート調査によれば、在宅ワークで最も使う場所では、夫が「LD(リビング・ダイニング)派(ダイニングテーブル+他のLD)」なのは4割、「個室派(共用個室+専用個室)」なのは6割の比率だったのに対し、妻はLD派が75%となり、夫妻で異なる傾向となりました。妻のほうが、個室よりリビングやダイニングで仕事をするケースが多いようです。
また、在宅ワークのメリットを尋ねたところ、LD派は「仕事の合間に調理や洗濯などの家事ができる」をはじめとして、家事関連のメリットを挙げる人が個室派より多く、個室派は「仕事に集中できる」ことを挙げる人がLD派より多い結果に。妻の立場としては、やはり家事や育児がやりやすい環境のLDに魅力を感じているようですね。
ただ、在宅ワークは職場よりも仕事に集中しづらいという側面もあるため、LDやダイニングを選択する場合は注意したいですね。