地中海の中央に浮かぶ世界有数のリゾート地、マルタ島からのまさかの“大きなお世話”?
5月14日に生放送した動画配信サイト「17LIVE(イチナナ)」で、ファンからの感染者が減らず東京五輪を前に重い空気が漂っているなどの報告をキッカケに、タレントのGACKTが発した「もう風邪ですよこれ。風邪。例年ね、風邪で亡くなる方もいっぱいいるわけですから。風邪ですよ、風邪」と新型コロナウイルス感染を「風邪」と言い切ってしまったことが波紋を呼んでいる。
「マルタ島の自宅からの出演となったGACKTは、コロナの重たい報告に『みんな、すごいネガティブですね。大丈夫ですか?』と切り出して、その後に風邪説を唱えました。コロナが指定感染症2類に入っていることを『インフルエンザでも指定感染症なんてなってないんですよ。で、死者の数で考えたらインフルエンザのほうが圧倒的に危険なんですよ』と主張。日本政府のコロナ対応に疑問を呈しました。それ以外にもコロナ指定病院以外の病院がどんどん潰れて、おそらく富裕層を指しているのだと思いますが、GACKTの仲間たちがそういった病院を買い漁っていると。そういったこともあって“闇”とも表現していました。多くの人に引っ掛かったのは『コロナは風邪』という発言。そんな他人事のような言い方が、緊急事態宣言下の日本国民には受け入れられなかったようです」(エンタメ誌ライター)
ネット上では一部に「その通り」という同調コメントもあるものの、「マレーシアからいつの間にかマルタ島かよ」と、GACKTの引っ越しを初めて知ったという人も多数いたことから、「地中海の豪邸から言われても説得力なし」「ミナミで演説かましてみろ」「風邪というならインドに引っ越してよ」「で、五輪は賛成なの?」など批判的なコメントが続出。中には「上級国民気取りで虫唾が走る」「あの格付けもヤラセでしょ?」「犬の騒動以来まったく信用できない」など、過去の言動を蒸し返すコメントも。
「GACKTの持論では風邪だって変異する、だからコロナで騒ぎすぎということ。しかし、マルタ島は密など無縁な立地。死者や感染者が後を絶たない地域からの発言ではないことも、批判の燃料になった模様です」(前出・エンタメ誌ライター)
ワクチン開発のファイザー社の3兆円黒字化などにも言及していたGACKT。ファイザー日本法人の広報によれば、GACKTが何の資料をもとに話したのか不明とのこと。未来のことまでわかるとしたら、さすが最強格付けタレントなのだろうが、間違っていたら闇を抱えているのはGACKTのほうかもしれない?
(塚田ちひろ)