子どもの急な体調不良や怪我、園・学校の行事や役員会などへの出席などで、欠席や早退を余儀なくされることも多いワーママ。独身時代のように働くことができずストレスを感じたり、チームメンバーに迷惑をかけないか不安になったりしやすいですよね。
一方で、ワーママだからこその視点や実力で、貢献できる面も多くあります。自信をなくすのではなく、自分らしく活躍するために、次のような視点・工夫で仕事に向き合いませんか。
■担当業務を“見える化”する
任されている仕事が今どのような状況にあるのかを十分に説明できないまま、仕事を欠席したりチームメンバーに丸投げしたりしては、仕事が滞って不満感にもつながります。子どもの体調不良などで急に欠席せざるを得ないなどの事態は少なくないですから、日頃から業務の進捗を上司やチームメンバーと共有しておくことが大切です。
■できるタイミングを逃さない
時間に余裕があり、仕事に没頭できるタイミングを逃さないようにしましょう。急な事態に備えて、余裕がある時期に自身の業務を前倒しで進めたり、他のメンバーが緊急事態のときにはサポートをしたりと、できることはたくさんあります。自身の状況に甘えるのではなく、努力し続けることで自身の信頼や居場所を築き上げることも重要です。
■特殊な業務は作業フローを書き出しておく
社内のメンバーが方法を知っている業務であれば、トラブルが発生してからのバトンタッチでもスムーズに進められるかもしれません。しかし、自分しか方法を知らない業務では、他のメンバーに引継ぐ際にそれを詳しく伝える必要があります。また、説明する余裕がないと、仕事自体を延期せざるを得ないことも。仕事の全体像や使用する道具、作業フローなどを書き出しておくと、リモートでも確認してもらうことができて便利です。
子どもがいるから活躍できない……と諦めるのではなく、自分だからこそ任せられて貢献できるように、仕組みを作っていくことも重要です。お互いに心地よく仕事を進めるためにできることを考え、こうした工夫を取り入れてみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)