女優の桐谷美玲が所属事務所スウィートパワーに“女優休業宣言”を突きつけていると6月1日発売の週刊誌『週刊女性』が報じている。
記事によると、桐谷は18年に俳優の三浦翔平と結婚し、昨年7月には長男が誕生。最後のドラマ出演は17年の「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ系)で、映画も同年12月公開の「リベンジgirl」以降、出演していない。結婚後もドラマのオファーはあったが、桐谷は頑として首を縦に振らなかったという。
その理由は4年ほど前からプライベートな時間を作りたかったからとしているが、当時、事務所を引っ張ってきた堀北真希が15年に結婚し17年に引退。同じく女優の黒木メイサも16年に2人目の子供を妊娠しており、事務所は桐谷一人に頼る形に。結果、ドラマの仕事を集中させたため事務所と距離が生まれ、それが今も尾を引いているというのだ。桐谷は、今後しばらくは仕事をファッション誌のモデルやCMに絞っていくという。
所属事務所は桐谷の“女優休業宣言”について「女優のお仕事をやりたくないなどの理由で断っているような事実はなく、仕事と家庭を両立したいという本人の希望を尊重しているため」と否定しているという。
「桐谷の所属するスウィートパワーは最近では元KARAの知英、俳優の高杉真宙が退所し、さらに5月末には若手女優の竹内愛紗もパニック障害と診断され退所しました。また、若手俳優の岡田健史が事務所社長のハラスメント報道に不信感を強め、契約解除を求めて裁判沙汰になっているとも報じられています。相次ぐタレントの退所、トラブルの原点は、振り返れば堀北真希の引退劇から。当時、堀北の妊娠・出産後の復帰の時期について、1年は育児に専念したい堀北と半年ほどで復帰させたい事務所で対立。その結果激怒した堀北が契約更新をせずに引退することになったと言われています。そのしわ寄せが桐谷に行ったわけですから、今は事務所も桐谷に強く迫れないのでしょう。堀北のように引退を選択されては困りますからね」(芸能記者)
ネットでも《桐谷さんは結婚前の時期に事務所のために無理をして頑張ったイメージが強い。いまだに映画、ドラマの仕事を入れようとするなら事務所が悪いと思う》《これだけ退所が相次いでいれば事務所に問題があるのではないかと思う。桐谷さんも事務所との関係が上手くいっていないと感じます》《所属タレントがストレスかかることなく仕事をできるようにするのが事務所の役割なのに、その事務所サイドがストレスの原因になってしまっては本末転倒》など所属事務所に対する不信の声が噴出した。
堀北真希から続くタレントの退所劇。桐谷が今後どのような選択をするのか、注目が集まる。
(柏原廉)