社内恋愛がしにくい世の中になりましたね。理由はやはりコンプライアンス問題。社内で気になる人ができても、なかなか声をかけにくくなりました。
でもやっぱり、社内という近くにいる相手だからこそ恋愛感情が生まれやすいですし、うまく連絡を取り合って恋愛成就をしている人たちもいます。同じチームにいるという共通項があるため、話題にもことかかないですよね。そうしたこともあって、社内の相手とは恋愛がうまくいきやすいわけです。
そんな中、男性たちは意外と女性社員の言動をチェックしています。「あの子がかわいい」「あの子は性格がいい」と、影で噂もしているよう。そして、女性側が「こんな小さなことはバレないはず」と思っている言動が、実はバレたりしているんですよね。
では、男性に嫌われる女性の言動ってあるのでしょうか? 代表的なものをいくつかみていきましょう。
■お気に入りの先輩とばかり親し気に話す
人間関係はぬかりなく……と思うあまり、自分より立場が上の先輩ばかりにニコやかに話しかける女性がいますよね。それ自体は決して悪いことではないのですが、問題は一部の人にだけ親し気に話しかけること。中には、気を使いたい先輩とばかり話していて、すぐ近くにいる別のスタッフを無視したり、一部の先輩にだけ何かプレゼントをあげたりする人もいます。あまりオススメできない行動です。
■自分より下の立場のスタッフには強く注意する
自分より上の立場の相手にはニコニコと笑顔、でも自分より下の立場の相手だと急に態度が変わる人がいます。下の立場とは年齢だけではなく、自分より後で入社した人やパート、アルバイトの人たちのこと。中には、たいして悪いことをしていない相手に強く注意するなど、パワハラに近い言動を取る人もいますね。
■男性に対してのぬけがけが多い
例えば、社内の同じフロアの人が誕生日のときや部署を異動するとき。仲間うちみんなでお金を出し合って、プレゼントを購入することがあると思います。こうしたときには周囲の空気を読みながら、自分が個人的に相手にプレゼントを渡すかどうかを考えたいものです。
「特別にお世話になった相手だから何かをあげたい……」ときには、周囲の人たちが恥をかかないようなスマートな渡し方をするのがマナー。しかし、中にはこれみよがしにみんなの前で個人的なプレゼントを渡したり、影で「私は個人的に渡しましたよ」と自慢げに話したりする人がいます。こうした言動も決して好かれません。
以上のような言動を自然とやってしまう女性って、意外といるものです。「周囲に差をつけたい!」という気持ちであえてしている人もやっかいですが、無意識にしてしまう人は無邪気な分、余計にやっかいです。こういう人は、自分が悪いことをしているつもりがないですから、直る見込みが少ないのです。
こうした言動は、男性もちゃんとチェックしていますよ。あなたは大丈夫ですか?
(恋愛カウンセラー・安藤房子)