俳優の伊藤健太郎が6月9日、自身のSNSを更新し、公式ファンクラブを発足することを発表した。
伊藤はツイッターとインスタグラムに「お知らせ」と題した文章を投稿。「伊藤健太郎オフィシャルファンクラブ『GOLONDRINAS(ゴロンドリナス)』を発足いたします。
入会特典として会員様限定雑誌やチケットの先行予約、ファンクラブイベントの開催など、数々の特典をご用意しております」とし、6月30日にサイトをオープンさせ、同日からFC会員を受け付けるという。
伊藤は併せて、東京・表参道にて写真展開催を予定していることも明かし、会員申し込みや写真展の詳細は後日発表することを説明している。
「伊藤は昨年10月28日、乗用車を運転中にバイクと衝突事故を起こし、一時は事故現場から立ち去るという行為があったために、ひき逃げではないのかと大きな批判を浴び、出演中のCMや予定されていた舞台などを降板し、活動中止に追い込まれてしまいました。事故に関しては今年3月25日に不起訴処分となり、伊藤さんも直筆の謝罪文を発表していますが、事故の反響の大きさから、俳優業の再開はいまだ危ぶまれていると報道がありました」(芸能誌ライター)
そのため、伊藤のFC設立の報にはファンから「待ってました!」「ファンクラブ絶対入るから!」「お帰りなさい! 早く舞台や映画が見たいです」といった喜びの声が聞かれる一方、ネットでは「まだ復帰は早いんじゃない?」「本当に反省してるならFCなんて作るかな」「不起訴処分で禊ぎは済んだと思ってるのかな」「ドラマやCMの仕事はまだできそうもないし、FCで会員から集金して賠償金払うつもりか」といった辛らつな反応も集まっている。
「俳優として具体的な仕事も決まらないうちにFCを設立することには疑問の声がないわけではありません。一方で、伊藤のCM降板などの違約金は7億円とも8億円とも報道されています。ファンクラブ設立でファンから入会金や年会費を集めることが出来れば、伊藤さんクラスの知名度ならすぐに億単位の金額を集金することも不可能ではありませんからね。そんな憶測が飛ぶのも無理はないでしょうね」(前出・芸能誌ライター)
伊藤の演技を楽しみにしているファンにFCという楽しみを提供し、そのかわりにファンに賠償金を肩代わりしてもらえるなら、これも一種のWin-Winの関係と言えるのかもしれない。
(石見剣)