“ひと夏の恋”を長続きさせるための方法とは!?

 夏になると恋をしたくなる……そんな男女が多いということは昔からいわれていましたよね。実際、某大手出版社の女性誌編集者は「うちでは、毎年夏になると恋愛特集を組むんです」とのこと。なぜなら、夏の恋愛特集は好評で、販売部数が伸びるからだそうです。

 では、夏になると恋をしたくなるのはなぜでしょうか。理由は2つ考えられます。

 ひとつは、夏休みなどの開放的な時間が増え、帰省、花火などのイベントが多いからです。現在はコロナ禍ですのでかつてほどイベントはありませんが、それでもやはり、普段の毎日よりは心がワクワクする時間が多くなって、恋愛感情がわきやすいと考えられます。

 もうひとつの理由は、夏は薄着になるからです。肌の露出が増えるため、男性は女性をより魅力的に感じます。女性も男性にドキッとすることが増えてきます。

 でも、こうして始まる夏の恋、続かずに“ひと夏の恋”として終わることも多いようです。これは、“異空間で生まれた恋”だから。夏という異空間の中、私たちは、普段の冷静な自分を忘れがちになります。

 例えば、旅先や帰省先、イベントなどのテンションの高い空気の中で、普段よりも妄想しがちになり、“好き”という感情が高まりやすいのです。相手との相性がいいか悪いかの判断を後回しにして付き合ってしまいますから、後になって「自分と価値観の違う相手だった……」となりがちなわけです。

 実はこういう恋愛、夏でなくても起きることがあります。“ひとめぼれ”がそれにあたります。出会った瞬間、電流が走ったかのように正常な判断力を失い、恋に落ちる……。でも、自分とは違うタイプの人に恋することが多いため、すぐに別れる場合が少なくありません。

 そんな、ひとめぼれに似たひと夏の恋。別れないためにはどうすればいいのでしょうか。

 オススメなのは、付き合って1ヵ月以内をめどに信頼関係を築くことです。ここでいう信頼関係とは、友情や会社の同僚、家族との関係のようなものです。恋愛感情とは違う「ああ、この人のこういうところは信頼できるなあ」という部分で繋がり合えたら、ちょっと価値観が違っても、すぐに別れることが少なくなります。

 それともうひとつ。最初から、夏の恋は慎重にしておくことです。知り合ったり思わぬ再会をしたりしてドキッとした相手がいても、「これは今、私は正常じゃない心の状態で相手に惹かれているかも?」と自分に問いかけながら夏の恋を進めていく。そうすれば、すぐに別れてツラい思いをしなくてもすみます。

 さあ、そろそろ夏本番。何にでもそうですが、恋にももちろん工夫が必要です。どんな恋をデザインしていくかは自分次第。そして、今年の夏は“今年”しかありません。どうぞ思う存分、あなたらしい恋を楽しんでくださいね。

(恋愛カウンセラー・安藤房子)

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