関係が冷めてしまって「相手と別れたい……」。そんな瞬間ってありますよね。
そんな想いが固まって、相手に別れの言葉を伝えるシーンがやってきたとします。そんなとき、どう言えばすんなり別れられるのでしょうか?
作家で心理カウンセラーである五百田達成さんの著書「『察しない男』と『説明しない女』のモメない会話術」(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)によれば、上手に別れる方法として、女性から男性に対しては「私たち、合わないよね」「将来がみえない」「やりたいことがある」というフレーズを使うといいのだとか。相手が言いそうなことをそのまま言うのも、一つの考え方なんだそうです。
反対に、「なんか無理になっちゃった。別れてくれる?」はNG。これは、女性は冷めて別れるのですが、男性は優先順位が下がるから別れるものだから。だからこそ、女性が相手に対する気持ちが離れたことを伝えても、男性はなぜそれが理由で別れる必要があるのか分からないのです。つまり、男性が理解しやすいように、優先順位が下がったことを伝えるほうがすんなり別れてくれやすいというわけです。
正直に冷めたことを伝える場合は、男性の納得いくように説明をきちんとすること。実際、「人間として、社会人として尊敬できなくなった」などと伝えた女性がいます。ただ「冷めた」よりも説得力がありますよね。
もしすんなり別れたいと思ったら、相手の心理を見極めて別れのセリフを選びたいものですね。