毎年5月31日はWHOによる「世界禁煙デー」で、厚生労働省による「禁煙週間」(6月6日まで)のスタート日だったというのをご存知でしたか?
情報通信業のエーテンラボが2021年5月、酒・タバコ・カフェイン・菓子類といった嗜好品の摂取に関する意識と行動の調査を行ったところ、タバコについて驚くべき結果に! なんと、喫煙者の3割はコロナ禍で喫煙量が増加しており、女性は約4割、男性の2倍になっていたというのです。
「そういえば、最近吸う量が増えたかも」と自覚のある人もいるかもしれません。喫煙量が増加した理由の1位は、女性が「孤独感や不安感、ストレスのため」、男性は「気分転換のため」となり、女性は満たされない気持ちやストレスが原因のよう。
しかし、コロナ禍を受けて健康意識が高まり、禁煙しなきゃと思う人たちも多いようです。喫煙者の5割は禁煙の予定・意思ありと回答したのです。
とはいえ、禁煙はなかなか続かないのが現実。そんな中、禁煙に成功した人たちが回答した「よい変化」の内容は、「運動するようになった」が4割と最も多く、次いで「よく眠れるようになった」「お金が掛からなくなった」でした。
禁煙は簡単にはいかないものですが、こうした体験談を参考に考えてみることはできそうです。