6月22日に最終回を迎えたドラマ「着飾る恋には理由があって」(TBS系)。視聴率は8.6%で初回の視聴率9.1%を下回るゴールとなった。
シェアハウスで暮らしていた真柴くるみ(川口春奈)、藤野駿(横浜流星)、寺井陽人(丸山隆平)、羽瀬彩夏(中村アン)の4人は、くるみ&駿、陽人&彩夏のカップルになり、ドラマ中盤では陽人と彩夏の結婚式シーンも。また、番組のラストには「5年後」のテロップとともに女児の手を引くママとなったくるみと、パパになっても日本各地をキッチンカーで巡る駿の幸せそうな様子で、2人が結婚したことを表しドラマは終了。典型的なハッピーエンドを迎えたのだが、登場人物の心理描写がほとんど描かれることなく終わったため、ネット上には批判の声が相次いでいる。
しかし、そんな声とは対照的に、くるみが7年間も片思いしていた元社長・葉山祥吾を演じた向井理に対してだけは「改めて素晴らしさを確認することができました」という声が続出しているようだ。
「最終回では、くるみが葉山に面と向かって片思いしていたことを伝えると、なんと葉山は『片思いじゃなかったよ』と大人な笑顔を見せたんです。このシーンにキュンとした人が多かったようで、ネット上では『大人の男性としてかっこよすぎです』『どんなに切ないキューピッドなんだ』『今期ドラマ助演男優の中で最高』など、向井の株が爆上がり状態となっています」(女性誌記者)
ツイッターやインスタグラムといったSNS上では盛り上がりを見せていたようだが、ドラマの内容が心に刺さった人はどれだけいたのだろうか。