夏といえば汗をたくさんかくものの、暑くてなかなか湯船に浸かろうという気にはなれない。実際、夏はシャワーでサクッと済ませてしまうという人も多いのではないだろうか。しかし、夏太りが気になる人は、少し注意が必要だ。
夏場は冷房の効いた室内に長時間いることも多くなる。すると、体温が低下してしまう。体温が1度下がっただけで、基礎代謝量は12~13%ほども下がるといわれているのだ。
さらに、夏は冬よりも代謝が下がりやすいといわれている。夏は体温と外気の温度の差が冬より少ないため、体はがんばって体温調節をしようとしない。よって、冬よりもカロリー消費量が少なくなる傾向があるのだ。
夏は汗をかいたり、体が熱くなりやすかったりするため、代謝が上がりやすいように感じるが、実際はそうでもないのである。そんな夏こそ、実は体を温めることが必要。内側からじっくり温めるためには、湯にじっくりと浸かるのがおすすめだ。10分~20分ほど浸かれば、体温が1~2度上昇するので、代謝も10%~20%は上昇する。
ぜひ夏も油断せず、代謝アップのためにも夜シャワーはやめ、しっかりとお湯に浸かってみてはいかがだろうか?