その恋がうまくいくかいかないか!? 半分以上は、あなたのコミュニケーションスキルにかかっていると言ってもいいのかもしれません。
まだ恋人未満の相手、付き合って間もない相手、長く付き合っている相手……どんな関係にせよ、毎日何気なくしているLINEのやりとり。あなたのふとした発信が、彼をガッカリさせているかもしれませんよ? そこで、彼をガッカリさせがちな事例をお伝えしていきましょう!
■質問に答えずに次の話題をふる
彼からの質問に答えず、あなたが気になる話題ばかりを話していることはありませんか? ないと思っていても無意識にしているかもしれませんので、過去の彼とのLINEを見返してみてください。
とくに気を付けたいのは、あなたに関する質問ではなく、彼が自分のことについて尋ねてきたのにスルーしてしまうこと。これをされたら、彼はかなりがっかりしてしまいます。
例えば、「来週、妹の誕生日」「この年代の女子、何が欲しいかな」などのように、?なしのメッセージであっても、彼はあなたに答えを求めていたはず。それに対して「どうだろう」「そういえばね」などと、軽くかわして自分が話したい話題に進んでしまう……。これでは彼は「ああ、オレの話は聞いてもらえないんだな」と感じてしまいます。相手の言葉の微妙なニュアンスにもちゃんと付き合ってやりとりをしましょう。
■適当なやりとりをして約束を反故にする
デートの場所は男性に決めて欲しい……そんな女性がいる一方、最近は「新宿なら私、詳しいから任せて」などと、デートの主導権を握る女性も多いようです。でも、LINEのやりとりで話していたことと、実際のデートがあまりに違うと、男性はかなりイライラしてしまいます。
例えば、彼から「静かなカフェ」「Wi-Fiの環境があるのがいいな」という要望があり、「予約しておくから、まかせといて!」と話していたとしますよね。なのに、予約どころかお店のあたりもつけていない。待ち合わせの後にスマホ片手に「どこにする?」なんてことになったら……これはもう、かなりNGですよね。やりとりがLINEだからか、つい気軽に「まかせて」と言ってしまいがちなので気を付けましょう。
■既読なのに未読のフリを続けている
LINEには、未読のフリをして既読できる、という機能がありますよね。それをよく使う女性の落とし穴です。本人としては「読んだらすぐに返事を出さなくちゃ。でも、すぐに返信できるかどうか分からないから、とりあえずどんな内容なのかだけを把握しておいて、ゆっくり考えてから返事をしたい」という気持ちで未読のフリをするのかもしれません。そして、半日か1日くらいたってから返事を出す、というスタイルにしているようなのですが……。実はこれ、相手の男性に既読がバレている可能性が高いのです。
ある男性によれば、普段はLINEが既読になるのに半日くらいかかる女性が、彼女のほうがどうしても伝えたいことがあるときに限ってすぐに返事がきたのだとか。最初のうちは「たまたまだろう」と思っていたらしいのですが、何度も続いたので、未読のフリを疑うようになったそうです。
そのうち彼女の言動から、LINEを読んだ時刻や未読が嘘だったということが分かり、疎遠になっていったそうです。親しくなるにつれて会話も増えていきますから、いつ何をしていたかという話題になり、嘘が嘘とバレてしまうのです。ですから、未読のフリをするよりは既読して、「ごめん、これから仕事だから、後でゆっくりお返事するね」などとLINEをするほうがずっと印象がよさそうです。
以上がLINEのダメダメ実録でしたが、いかがでしたか? 小さなことに感じるかもしれませんが、LINEひとつにもその人の人間性が出るものです。相手に嫌われないよう、気を付けたいものですね。
(恋愛カウンセラー・安藤房子)