7月23日に開催された「東京オリンピック2020」開会式に「大工の棟梁」として登場した真矢みき。江戸時代から伝わる労働歌「木遣り唄(きやりうた)」を「江戸消防記念会」の人々が披露する中、大工たちを演じるダンサーや俳優らを率いて圧巻のパフォーマンスで観る者を魅了した。
真矢が号令をかけると、大工たちを演じる人々がノコギリやトンカチで木工作業を開始。道具が奏でるリズムは実に軽妙で、そこに世界的タップダンサー・熊谷和徳氏によるタップのリズムが加わり、壮大な群舞へと広がりを見せた。ツイッター上では、真矢が2010年まで出演していた「茶のしずく石鹸」のCMでの決めゼリフだった「あきらめないで」がトレンドワード入りを果たした。
「ネット上では『真矢みきの起用は「あきらめないで」という世界に向けてのメッセージだよね?』『真矢みきに込められた「あきめないで」のメッセージが日本人以外にも伝わればいいのに』『真矢さんには「あきらめないで!」とリアルに言ってほしかった』といった声が相次いでいます。しかし『茶のしずく石鹸』は、同製品に含有される小麦加水分解物により、小麦アレルギーを発症する事例が2010年に報告され、それが理由で真矢はCMキャラクターを降板。現在はアレルギー物質を除去した同名商品が販売されていますが、真矢にとっては黒歴史になっているかもしれません」(女性誌記者)
宝塚歌劇団の男役出身らしい凛々しい姿を見せてくれた真矢。多くの日本人が「あきらめないで」のメッセージをくみ取ったことは間違いないだろう。