彼氏がいるのといないのでは、いるほうが幸せに決まっている──これって真実でしょうか。
世の中には、彼氏がいるのに不幸を感じている女性もいます。彼がギャンブルに依存していたり、暴力を振ってきたりしていなくてもです。それはなぜなのでしょうか?
■彼に尽くし過ぎている
まず考えられるのが、彼に尽くし過ぎているパターンです。予定はすべて彼に合わせ、彼からの連絡にはすぐに返事ができるように待っている。休みの日にはご飯を作ったり掃除をしたりするために彼の家に行き、彼に求められるまま関係を持つ。生活すべてを彼中心に回している状態だと、どうしても自分の感情や身体は二の次になってしまいます。その結果、知らず知らずのうちに無理をして疲れてしまうのです。
■彼からもらうことばかり考えている
彼から何かをもらうことばかり考えている人も、幸せにはなれません。恋愛ではギブ&テイクももちろん大切ですが、必ずしもお返しがもらえるわけではありません。こういう思考でいると、「いつも自分ばかり彼にしてあげてるのに……」と不満が募っていきます。彼のためにしてあげることは自分がうれしいからするのであって、お返しを期待すべきではない──このように思えたら、彼からお返しがもらえたときにとても幸せな気持ちになれますよ。
■本当は好きではない
本当は彼のことが好きではないのに、その感情に蓋をしたまま付き合い続けているカップルって意外と多いんです。とくに結婚適齢期になると、「別れたら次の人が見つかるか不安」とか「この人と結婚できなかったら一生独身かも」なんてことを考えてしまいがちです。または彼氏がいるというステータスを捨てたくないという気持ちで、ズルズルと関係を続けているのかも。
もし、彼氏が隣にいるのに幸せな気持ちになれないなぁと思ったら、今回紹介したどれかに当てはまらないか考えてみてください。そして自分が幸せになれる方法をみつけてくださいね。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。