今年3月28日開催された「乃木坂46 2期生ライブ」をもってアイドル生活にピリオドを打ち、女優として活動を始めたばかりの堀未央奈。ネット上では「それなのにこの役を引き受けるってスゴイ」「この春までアイドルだった堀が、まさかクズすぎる不貞妻役を演じるとは」と驚かれているのが、放送中の深夜ドラマ「サレタガワのブルー」(TBS系)のヒロイン・田川藍子というキャラクター。
セモトちかによる同名漫画が原作なのだが、とにかくこの藍子というキャラがクズすぎて話題となり、連載中の集英社アプリ「マンガMee」では累計3億PVを叩き出すほどの人気なのだ。
「藍子というキャラは、これまでに描かれてきた不貞妻とか悪女とか、そう呼ばれてきた女性キャラとはひと味違ったすがすがしいほどのクズキャラのため、後でどうやって成敗されるのかを期待されているんです。イケメンで優しく料理上手な売れっ子グラフィックデザイナーの夫・暢(犬飼貴丈)がいながら、会社の上司・和正(岩岡徹)と不貞している藍子。SNSでは『ひみつのあいにゃん』という裏アカウントを持ち、2万人のフォロワーを持つほどの人気者なんですが、夫にはSNSなんて大嫌いと言いながら、夫が作ってくれるお弁当や夕食、誕生日の飾りつけなどを『自分がしたこと』として写真を掲載するのは序の口で、夫から子どもを作らないかと提案されると『私にも都合がある』と怒った表情を見せたくせに、不貞相手の和正には『かーくんとした日と同じ日に暢と子作りすれば、妊娠しても気づかれない』と言って腕の中で甘え、夫の友人に不貞現場を目撃されて注意されると、夫に不貞がバレても夫は自分のことを大好きで失いたくないから責めてこないと開き直り、挙句にはそんなことを夫に言ってアナタは夫を傷つける気かと論点をずらす始末。
そんな藍子はネット上で“アイコパス”と呼ばれていて、実写ドラマ化が決定すると『こんなクズすぎる“アイコパス”の役を演じる女優はかわいそう』と同情する声まであがっていたので、藍子をサラリと演じる堀に『すごくいい!』と称賛の声があがっているようです」(女性誌記者)
堀演じる藍子がどこまでクズ化するのか楽しみだ。