梅雨明け後に「やろうやろう」と思っていた家事を後回しにしていませんか?
実は、梅雨の高湿によるカビや臭いなどを放っておくと、夏の暑さと湿度で悪化することもあるのです。不調を起こす前にリセットできるよう、次のようなお手入れをオススメします。
■カーテンのお手入れ
湿気や窓の結露などで水分をたっぷり吸い込み、埃も蓄積しているカーテン。梅雨の間はなんとか持ち堪えても、放っておけばカビや臭いの温床になりかねません。普段あまりお手入れをしていない方こそ、この時期に清潔にしてカラッと乾燥させましょう。家庭での洗濯が可能かどうか事前に表示を確認した上で、正しい方法で洗浄してくださいね。
■ラグやマット、クッションカバーなどのお手入れ
カーテンと同様、直接肌に触れる機会が多い“室内にある布類”の汚れは、臭いに発展しないうちにリセットしておきましょう。洗濯機で洗えないものは、手洗いやクリーニングを活用するのもよいでしょう。夏場はさらに汗を吸収しやすくなりますので、早めにケアすることが重要です。
■秋冬用寝具のお手入れ
押入れなどに入れっぱなしにしていた寝具は、知らず知らずのうちに湿気や温度の影響を受けています。いざ使うときには「大変なことになっていた……」ということも。なので、秋・冬に収納してこれまで出していない寝具がある場合は、一度出してクリーニングが必要か確認しましょう。洗濯機で洗えないものは専門業者へ、日光消毒や布団乾燥機、掃除機による吸引なども駆使して、カビだけでなくダニも撃退しましょう。
梅雨から夏にかけてのお手入れを念入りにしておくことで、1年が心地よく過ごしやすくなります。まずは、ダメージを受けている部分がないかチェックするところから始めてみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)