モデルでタレントのマリエが「週刊女性PRIME」の直撃取材に応じ、暴露本出版の噂について言及した。
マリエといえば今年4月、インスタグラムの生配信で15年前の“枕営業勧誘”を告白し、大きな話題となった。彼女の主張によれば、18歳の頃に元お笑いタレントの島田紳助さんから関係を持つことを提案され、周囲にいた出川哲朗らもそれを制止するどころか、「マリエちゃんやりなよ」などと斡旋していたというのだ。
その後、芸能生活に関して「かなり衝撃的な内容がたくさん入っている」とマリエ自身が説明する本の出版が予定されていることがわかると、世間からの同情票は一変。生配信での告発が暴露本の宣伝ではないかとの印象を与えてしまい、逆風が吹き始め、結果として現在も本の出版に関する発表は聞こえていない。
同誌は、マリエが5月頃に予定していた本の発売を取りやめた原因として、母親による東京都議選への出馬を挙げているが、その真相を確認すべく、本人に直撃。7月中旬、都内の自宅マンションから現れたマリエに暴露本出版計画に関して尋ねると、「書籍を出す話はなくなっていません。ずっと作っていますよ」と返したのだ。
具体的な発売時期については触れなかったが、「(出版の話は)一度もなくなったことはありませんよ」と説明。また、「紳助さんのことも書いているのですか?」との質問にマリエは「これ以上取材するのであれば、ぜひ私がやっているお店にも来ていただいて、お店の紹介もしてもらえませんか?」と明言を避け、愛車に乗って走り去っていったという。
「大きな波紋を呼んだマリエによる4月の告発でしたが、“斡旋”という形で名前を出された出川を始めとするタレントらはすぐに所属事務所を通して関与を否定。また、生配信騒動から1カ月後の5月13日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演した出川はマリエの発言に対し、『僕、100%言ってません!』『これから事実が判明しますから』などと反論しています。加えて、紳助さんもすでに芸能界を引退していることから声明を出す立場にはありません。
もしもマリエが本の出版でさらなる告発を進めるのであれば、何らかの証拠が求められるのは不可避で、やり方を間違えれば彼女自身が訴えられてしまうリスクもあるでしょう。今回、マリエ自身の口から本の出版計画が明かされ、その内容や発売時期については語られませんでしたが、ネットでは『わざわざ蒸し返さず、そのままフェードアウトさせたほうがよかった』『事実かどうかに関係なくオワコン案件だと思うよ』『誰も得しない話題』『ごめん、もう忘れてた』などとシラけたリアクションが大半に。4月の告発からスムーズに5月頃の出版を実行していれば話題性は抜群だったでしょうが、すでに絶好の機を逃したと考える人が多いようです」(テレビ誌ライター)
世間の関心が止まぬうちに出版しなければ、メッセージも届かずに終わってしまうのではないだろうか。
(木村慎吾)