7月23日にスタートした斎藤工主演のドラマ「漂着者」(テレビ朝日系)。謎の漂着者・ヘミングウェイ(斎藤)が、世間を騒がせる難事件を予言。奇跡とも言える能力で、人々を魅了していくストーリーだ。
第1話では、斎藤が一糸まとわぬ姿で浜辺に漂着。このシーンは、風呂上がりに逆立ちして鍛え、撮影に臨んだという。
ヘミングウェイは、世間を騒がせる怪事件をあらかじめイラストで予言。第1話では、記憶喪失となった彼の主治医が、記憶の手がかりになればとスケッチブックを手渡す。そこに彼が思いつくまま摩訶不思議なイラストを描き、その中の一つが少女行方不明事件の発見場所を告知していたことから、SNSで大きな話題に。7月30日に放送された第2話でも、同様に連続する少女失踪事件の発見場所を予言したかのようなイラストを動画で披露して、またしても世間を騒然とさせる。
ドラマ放送後、このイラストの芸術性にも注目が集まっている。
「ドラマで描かれるイラストは、カラフルでまるでピカソを彷彿とさせるような抽象的なもの。幾何学的な模様や鳥や動物なども描かれており、視聴者からも“芸術が爆発してる系”と評されています」(芸能ライター)
ドラマの役で芸術的なイラストを披露している斎藤。しかし、実際の彼の絵心は、なんとも残念なものなのだという。
「2016年に都内で開催された『WOWOW映画工房×ジャパンプレミア feat.スター・ウォーズin東京国際映画祭』のトークイベントに参加した際、斎藤は映画『スター・ウォーズ』のキャラクター、ダース・ベーダーのイラストを壇上で披露。イベントでは女優の板谷由夏も同じイラストを描き、『俺、全然板谷さんよりは特徴つかんでいますよ』と自信満々で公開したものの、会場からは『えーっ?』の声が。斎藤は不満げに『“えーっ?”じゃないよ』『雰囲気ですよ、雰囲気!』としながらも、客席からの拍手で板谷のほうがうまいという結果となりました」(女性誌記者)
映画監督としても才能を発揮している斎藤。イケメンでクリエイティブにも秀でているのだから、1つぐらい欠点があってもいい?
(窪田史朗)